病原体ミニ辞典

麻疹

特徴

麻疹ウイルスによる急性発疹性疾患です。もともと乳幼児に多く見られる疾患ですが、最近は年長児や学童、成人における発症が問題となっています。
感染しても発症しない不顕性感染はなく、強い感染力で麻しんに対する免疫を持っていない人が、感染している人に接すると、ほぼ100%の人が感染します。
熱がいったん下降する頃に、頬の粘膜にコプリック斑と呼ばれる白い斑点が見られ、3 ~4日経つと、下がった熱が再び高熱となり、特有の赤い発疹が出現します。7 ~9日で解熱し、発疹は消退していきます。肺炎や中耳炎、脳炎を合併する場合があります。年長児や成人の場合、肺炎などを合併して重症化し、死亡するケースもありますが、ワクチンで防げる感染症です。
一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。

感染経路

病源体は、麻しんウイルス(measles virus)
空気感染、飛沫感染、接触感染

潜伏期間

おもに10〜12日間

症状

38℃前後の高熱、倦怠感、咳や鼻汁、くしゃみ、結膜の充血、目やになど

対策

ワクチン接種など


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