病原体ミニ辞典

風疹

特徴

風疹ウイルスによる急性発疹性疾患です。麻疹同様、子どもの病気と思われがちですが、近年では成人の間で感染が広がり問題となっています。2012~2013年に、20~40代の男性を中心に全国で大規模発生が見られ、東京都内では1年間の患者報告数は3,445人に達し、調査が始まって以来、最も大きな流行となりました。中でも妊娠20週頃までの妊婦が風疹ウイルスに感染すると、出生児が先天性風疹症候群を発生する可能性があるため、特に注意が必要です。
一般的に症状は軽く、数日の経過で回復します。まれに高熱が続いたり、急性脳炎などの合併症を生じて入院が必要になったりするケースもありますが、ワクチンで防げる感染症です。

感染経路

飛沫感染、接触感染

潜伏期間

おもに2~3週間

症状

全身性の発疹、発熱、首や後頭部のリンパ節の腫れ、関節の痛みなど

対策

ワクチン接種・手洗い・咳エチケット(マスク着用など)


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