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Home > sanitation > 5つの対策でノロウイルスをやっつけろ!ノロウイルス予防対策

ノロウイルスは、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こす、ウイルス性の感染症です。
主に冬場に多発し、10月頃から流行がはじまり12〜1月にピークを迎えますが、年間を通して発生します。
人の腸管のみで増殖しますが、乾燥にも強いうえに液中でも長期間生存が可能。 感染力が非常に強く、少量のウイルス(10〜100個)でも感染・発症します。
食品からの感染だけでなく、人から人への感染も多いことから食品を取り扱う、飲食店・給食施設・宿泊施設・保育施設・高齢者施設・病院や人が多く集まる集客施設などでは、感染予防に向けた万全な衛生管理が求められています。

ノロウイルスの特徴

汚染(感染)の原因

  • 感染した調理従事者からの手指を介した二次汚染。
  • 汚染された食品や二枚貝。汚染された食品を加工したときの調理器具。
  • 感染者の嘔吐物やふん便など。手すり、ドアノブなどからの二次汚染。

症状

  • 体内にウイルスが入ってから、24〜48時間に激しい嘔吐や下痢、腹痛が発生。ときには発熱、頭痛、筋肉痛を伴う。
  • 症状は1〜3日続くが、後遺症は残らない。
  • まれに、1日あたり20回以上の下痢症状を呈し、脱水症状になることもある。
    その場合、入院と点滴などの特別な処置が必要となることがある。
  • 自覚症状がなくなってからもウイルスの排泄が続く事がある。
    (良くなったようでもまだ完治していない。)

特徴

  • ヒトの腸管内のみで増殖する。
  • 感染力が強く、少量(10〜100個)でも発症する。
  • 経口感染、接触感染、飛沫感染など、感染ルートが複数ある。
  • ノロウイルスに一度感染した患者でも、繰り返し発症・感染する。
  • エンベロープ(脂質からなる二重膜)をもたないため、エタノールによって不活化されにくい。

エンベロープウイルス

アルコールが膜を壊して
ウイルスにダメージを与える

代表的なウイルス

インフルエンザウイルス、ヘルペスウイルス、風疹ウイルス、B型やC型肝炎ウイルス、エイズウイルスなど。

ノンエンベロープウイルス

膜がなく、アルコールに強い

代表的なウイルス

ノロウイルス、ロタウイルス、ポリオウイルス、アデノウイルスなど。

細菌とノロウイルスの相違点

最近

  • 食品中で増殖する
  • 一年通して発生は見られ、多くは夏季にピークを迎える
  • 培養できる

ノロウイルス

  • 食品中で増殖せず、人の腸管内でのみ増殖する
  • 一年を通して発生は見られ、冬季にピークを迎える
  • 培養できない

ノロウイルスの発生状況

ノロウイルスによる食中毒の発生状況

ノロウイルス食中毒は年間発生患者数がその他の病因物質に比べて非常に多く、約半数を占めています。
発生時期は11〜2月の冬季が多いことがわかります。また、大規模な食中毒になりやすいという特徴もあります。

感染性胃腸炎の発生状況

2004年〜2014年第2週までの感染性胃腸炎発生状況を示したものです。
例年、10月から11月にかけて定点当たりの報告数が増加しはじめ、12月の中旬頃に流行のピークを迎えます。感染性胃腸炎は、ノロウイルスだけでなく、ロタウイルス等その他のウイルスや細菌など感染性病原体による感染症ですが、この時期は9割以上がノロウイルスによるものです。

平成25年 ノロウイルス食中毒発生状況

平成25年ノロウイルスを病因物質とする食中毒発生状況

厚生労働省の食中毒統計によると、平成25年のノロウイルス食中毒発生状況は、事件数では、総事件数931件のうち328件(35.2%)、患者数では総患者数20,802名のうち12,672名(60.9%)となり、病因物質別で、事件数、患者数ともに第1位でした。
例年、10月からノロウイルス食中毒は増え始め、12月~1月にピークを迎えます。

平成25年原因施設別ノロウイルス食中毒発生状況

また、原因施設別では飲食店が7割を占め次いで、旅館、仕出屋となりました。しかし、1事件あたりの患者数を見ると、
1位:仕出屋(114人/事件)
2位:学校(96人/事件)
3位:旅館(68人/事件)

となり、大量に調理する施設での大規模食中毒の発生がうかがえました。