食品取扱者のためのノロウイルス対策

多様な感染経路

ノロウイルスが多量に排出された感染者の嘔吐物やふん便が元となり、手指やドアノブ等の環境、食品を介してあちこちに広がり、多様な経路で感染が起こります。ノロウイルスは環境中で長期間感染性を維持するため、特に流行期は様々な場所にウイルスが存在していると考えられますので、そこからの感染を断ち切る対策をとることが必要となります。

喫食で感染(食中毒)

  • 食品は十分に加熱しましょう。
  • 調理施設での汚染が広がらないよう、調理従事者の手洗いと、調理器具や施設内の洗浄をしっかり行いましょう。
  • 調理施設内にウイルスを持ち込まないために、健康チェックを習慣化し、感染が疑われる場合は自己判断せず上司の指示に従いましょう。

飛沫感染

接触感染

塵埃感染

  • 適切な汚物処理を行い、処理後もしっかり手洗いを行いましょう。
  • 汚物の処理後、しばらくの間は汚染された場所を立ち入り禁止とし、消毒を継続しましょう。
  • 汚物処理に使用した用具は使い捨て、または消毒を行い、ウイルスが付着したまま放置しないようにしましょう。

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