株式会社ヤマザワ
| 本社所在地 | 〒990-8585 山形県山形市あこや町三丁目8番9号 |
|---|---|
| 事業内容 | 食品スーパーマーケットを核とする小売業 |
| 店舗数 | 62店舗(山形県内44店舗/宮城県内18店舗) |
| 従業員数 | 従業員数3,407名(1日8時間換算によるパート・アルバイト含む) |
| ホームページ | https://yamazawa.co.jp/ |
※2026年2月28日時点
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品質管理室
マネージャー
鈴木 正和 氏 -
品質管理室
サブマネージャー
鶴岡 雅文 氏 -
情報物流部 デジタル推進室 業務サポート
サブマネージャー
新野 健司 氏
導入システム
ヤマザワ様の会社概要を教えてください
株式会社ヤマザワは、山形県と宮城県に計62店舗を展開する食品スーパーマーケットチェーンです。その歴史は、1952年に創業者の山澤進氏が起こした「山澤薬局」という薬局を創業したことから始まりました。1962年には山形県で初となる本格的な食品スーパーマーケットをオープン。以来、地域のお客様に寄り添う「身近な存在」であることをコンセプトに、山形県全域および宮城県へとネットワークを広げてきました。
創業70年を超えた今も、「地元のスーパー」としての誇りを胸に、地域の皆様の豊かな食生活と健康元気を支え続けています。

DX推進プロジェクトが導いたデジタル化
HACCP運用やデジタル化の課題について教えてください。
衛生管理の大きな転機となったのは、2020年からのHACCP制度化でした。当社では2021年のHACCP制度化完全施行に先 立ち、対策プロジェクトを立ち上げ、これまでの衛生管理ルを改定。HACCP制度化に対応した新たな規定書を作成しました。作成にはサラヤさんにご協力いただきました。実際のHACCP 運用では、現場の記録作業は紙のチェックリストで運用を開始しましたので、店舗に行かないとチェック内容が確認できないことや、膨大な帳票用紙の保管管理作業といった新たな現場課題になっていきました。
現場のデジタル化はどのように進んだのでしょうか?
2022年に全社的なDXの機運が高まり、社内でDX推進プロジェクトが発足しました。その重点施策の一つとして現場のHACCP運用のデジタル化が掲げられました。目的は、品質管理レベルをもう一段引き上げ、お客様の安心安全に貢献することでした。単に作業を楽にするのではなく、デジタル化によってリアルタイムで現場の状況を把握し、全従業員の衛生意識を向上させる。効率化はその結果として得られる副産物であるという位置づけでプロジェクトを推進しました。

現場に寄り添うデジタル化が、従業員の意識を変えた
GRASP-HACCP導入にあたって、現場での混乱はありませんでしたか?
導入初期の抵抗感はありました。当社の従業員は年配のパート社員も多く、タブレット端末自体に拒否反応を示す方も少なくありませんでした。そこで徹底したのはユーザーファーストです。iPadのデスクトップ画面をアイコン一つで必要な画面に飛べるようにするなど、迷わず作業ができるようにカスタマイズを徹底しました。運用面では、いきなり紙を廃止するのではなく、タブレット操作に慣れるまでの並行期間を設けました。本部から入力状況を確認し、100%正しく入力できていると判断した店舗から順次、紙の記録を卒業させていきました。このような仕組みが、店舗間の適度な競争 意識を生み、最終的には全店でのスムーズな移行につながりました。


導入後、具体的にどのような変化やメリットがありましたか?
最も大きな変化は、記録の信憑性と店長の意識です。紙の時代は、後からまとめて記入することも可能でしたが、GRASP-HACCPは入力時刻が記録されるため、決められた時間に実施せざるを得ません。これにより、記録内容がより実態を伴うものになりました。店長が記録内容をチェックし、現場のチーフへ具体的な指導を行う場面も増えました。サラヤさんによる衛生調査の結果を店長の評価項目に反映させていることもあり、店長自身が自分たちの店の衛生レベルをより自分事として捉えられるようになりました。

GRASPを核とした「食の安全」の高度化
今後のGRASPの活用や、達成したい目標についてお聞かせください。
産地表示や販売期限の確認など食品衛生以外の店舗運営に関するチェック業務は紙で行っているものもありますので、GRASPの仕組みを活用していきたいと考えています。今では現場側から便利だからさまざまな帳票類をGRASPで入力できるようにして欲しいと要望が来ることもあります。これからもデジタルと現場力を上手く融合させながら、お客様からの信頼を守り続けていきたいと考えています。
