導入事例
富士産業株式会社
富士産業株式会社

富士産業株式会社

創立1972年1月8日
本部所在地東京都港区新橋5丁目32番7号
事業所数1,993件(2024年7月現在)
ホームページhttps://fuji-i.com/
  • 代表取締役
    中村 仁彦 氏
  • 業務本部 品質管理部
    衛生管理課 課長
    一宮 ゆかり 氏
  • 業務本部 品質管理部
    衛生管理課 係長
    大塚 梨恵 氏
  • 業務本部 品質管理部
    衛生管理課 主任
    立花 留美 氏
  • 神奈川事業部
    横浜市立みなと赤十字病院
    小山 瑞貴 氏
  • 神奈川事業部
    横浜市立みなと赤十字病院
    森山 渚 氏
  • 神奈川事業部
    横浜市立みなと赤十字病院
    ホーティフェ 氏

導入システム

  • おしえて!さらちゃん
課題
教育動画や資料の制作、勉強会準備の負担を減らしたい
各事業所における教育内容の標準化・効率化を図りたい
外国人従業員にも伝わる教育を継続的に実施したい
効果
教育動画制作にかかっていた時間をほぼゼロに削減
動画1本を受講するのにかかる時間を1/10に削減
標準化された衛生教育を全事業所で実施できるようになった
受講記録がとれるので、教育の実施状況を把握・管理できるようになった
動画の多言語字幕やアニメーション効果で、全従業員に教育が継続できるようになった

基本理念は、「喫食者の身内のつもりになったサービスの提供」

企業概要をお聞かせください。

富士産業は、1972年に設立し、医療・介護福祉分野を中心に給食の委託事業を行って参りました。全国に事業部を設置し、地域密着型のサービスを提供しています。
私たちの基本理念は、「喫食者の身内のつもりになったサービスの提供」です。喫食者様が本当に必要としている食事、喜びを感じてもらえる食事を提供するためには、喫食者様に寄り添い、美味しさはもちろん、健康の維持回復を追究しなければならないと考えております。

課題は人手不足による衛生教育の効率化、全従業員への継続的な教育

衛生教育について課題を感じていましたか。

弊社の従業員数は約18,000人で、年齢層も幅広く、全員に一律の教育を継続的に行うことが課題となっていました。人手不足が深刻になっている中、学ぶ側も限られた時間で継続的に受講する体制を整えたいと考えております。

魅力は、短時間でみんなに伝わり、親しみやすく分かりやすいこと!管理もできる!

「おしえて!さらちゃん」を導入していただいた理由について教えてください。

「さらちゃん」という親しみやすいキャラクターがとても印象的で、記憶に残りやすいです。2~3分の動画のため手軽に見ることができ、要点・内容が分かりやすくまとまっているところも魅力的です。受講記録を本社で管理できる点も重要なポイントです。全国の衛生管理課からも「衛生教育にぜひ活用したい!」との声が多くあがり、導入の決め手となりました。すでに利用しているGRASP-sanitation(グラスプサニテーション)と連動していることも大変便利なところです。衛生の調査も教育も一元管理ができ、使いやすいです。

食品衛生の基本を全体に浸透させる!が目的の教育計画

「おしえて!さらちゃん」をどのように活用していますか。

食品衛生の基本を浸透させることを目的とし、本社では、毎月1本の動画を従業員が視聴できるように年間教育計画を組んでいます。10月から翌年の2月のノロウイルス流行期にはノロウイルス対策、4月から6月の新入社員が入る時期には検便や身だしなみなど、時季に応じた動画選定の他、勉強会などで自由に学べるように、各事業所のパソコンやタブレットで受講しています。

年間教育計画を作成

受講率を上げるために工夫されたことはありますか。

月の初めと中旬に全事業所へアナウンスし、受講を促しています。受講履歴は本社で集計し、各事業部へ報告しています。社内の会議体で都度報告を行ってきたこともあり、導入から約1年経過した現在、多くの従業員が受講しています。

導入以降、事業所の反応はいかがですか。

短時間の動画で分かりやすい、「サラちゃん」のコメントが毎回楽しみ、等の声も届いています。「新人教育にも使いたい」の声も届いていますので、さらなる活用を検討しています。
動画視聴後には、簡単なテストですぐに復習ができるのも有効的です。これまでの研修では、従業員を集めて行っていましたが、「おしえて!さらちゃん」は一人でも複数人でも研修場所を選ばずに受講できるため、教育の効率化ができていると実感しています。

勉強会での視聴

今月のさらちゃん、見た?という会話が生まれています

事業所(神奈川事業部 横浜市立みなと赤十字病院)では「おしえて!さらちゃん」をどのように受講していますか。

当事業所は350~470食程度の食数です。主にお昼の休憩時間に、タブレットでさらちゃんを受講しています。短時間で見ることができるので、積極的に受講しています。

タブレットで受講

外国人の方にとっては、食品衛生の考え方自体に馴染みがありませんが、多言語字幕や○×・効果音のようなアニメーションが理解しやすいです。

字幕表示で受講

休憩室の掲示板にさらちゃんの使い方を掲示し、いつでも受講できるようにしています。また、従業員の多い事業所のため、受講記録表を掲示し、受講したら受講日を記録することで、未受講者が一目で分かるようにしています。
「今月のさらちゃん見た?」という声かけも生まれていて、さらちゃんが浸透してきています。

使い方や受講記録表を掲示

教育は継続が重要。今後も「おしえて!さらちゃん」に期待しています

最後に「おしえて!さらちゃん」に感じている可能性等、中村社長よりお聞かせください。

動画研修は、興味を引き付ける良いツールです。「おしえて!さらちゃん」は難しい表現がなく、誰が見ても分かりやすい動画であるため、衛生知識の向上につながると感じています。日々の業務を行いながら、どのように効率的に研修を行うかということは常々考えていますので、今後も期待しながら活用していきたいと思います。
弊社では、「おいしい食事を出せる会社」を方針のひとつとしており、従業員の皆さんには「おいしい」を積極的に追及して欲しいと思っています。おいしい食事を提供する前提として「安心・安全」がありますので、衛生の重要性については日頃からメッセージを発信しています。どの教育も同じですが、継続が重要だと思っていますので、今後も「おしえて!さらちゃん」の受講を促進していきます。