衛生管理の基本の5S

食品を製造する現場を衛生的な環境に保つための衛生管理の基本として「5S」があります。5Sとは、「整理」・「整頓」・「清掃」・「清潔」・「躾」という5 つの実施事項のことで、ローマ字にした時（Seiri、Seiton、Seiso、Seiketsu、Sitsuke）の頭文字すべてがSになることから5Sと言われています。

整理

必要なものと不必要なものを区別し必要なもののみ保管します

• 不必要なものは処分します

整頓

決められた場所で管理します（定位置管理）

• 必要なものを必要な時にすぐ使用できるように管理します

清掃

ゴミ・汚れ・異物を取り除きます

• 汚れが蓄積すると除去に労力がかかるため、定期的に清掃します
• 清掃手順はマニュアル化します

清潔

見た目だけではなく、微生物学的にもきれいな状態にします

• 清潔な身だしなみを心がけます
• 施設、設備、調理器具等の洗浄・除菌を行います

しつけ

知識の習得とルールを守ることの習慣づけをします

• 整理・整頓・清掃・清潔のルールを守ります