衛生管理ガイド

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大切な衛生教育

新入社員や新規アルバイトを迎えると、教育の機会が多くなります。食品取扱者の教育では、単に仕事のやり方などを教えるだけではなく、安全な食品を提供するために、食品衛生上必要な事項に関する「衛生教育」が必要です。

衛生教育は食品事業者の責務

食品事業者が守るべき「食品衛生法」では、衛生に関する知識・技術の習得は食品事業者の責務であると規定されています。

食品衛生法

(昭和22年12月24日法律第233号 最終改正:平成26年6月13日法律第69号)

第1章 総則
第3条 食品等事業者は、(中略)自らの責任においてそれらの安全性を確保するため、販売食品等の安全性の確保に係る知識及び技術の習得、販売食品等の原材料の安全性の確保、販売食品等の自主検査の実施その他の必要な措置を講ずるよう努めなければならない。

その他、厚生労働省より発出されている「食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針(ガイドライン)」や「大量調理施設衛生管理マニュアル」の中でも衛生教育を実施することが規定されており、食品の安全を確保するために衛生教育は重要です。

衛生教育は、まず「手洗い」から

「食品衛生は手洗いに始まって、手洗いに終わる、食中毒予防の原点は手洗い」とよく言われています。
ノロウイルスによる食中毒が毎年多く発生していますが、その主な発生要因は手洗い不備によるものと考えられています。新人教育では、まず、食品取り扱い者に求められる衛生的手洗い(手指に一時的に付着した細菌やウイルスを洗い落とす)を身に付けましょう。

手洗いチェッカー

適切な手洗いが実施できているか確認できる教育ツール

専用ローションを手についた汚れに見立てて、専用ライト下で光らせ、手洗い後の洗い残しが確認できます。

手洗いチェッカーLEDは洗い残しが光って見えます

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