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衛生管理ガイド

見てみて読んでみて知っておく情報

手洗い石けん液

食品衛生の基本は衛生的手洗い。その衛生的手洗いに欠かせないのが、手洗い石けん液です。液状と泡状、香料の有無、希釈タイプと原液タイプなど、種類はさまざまです。食品を取扱う現場で使用する手洗い石けん液の選び方や、使用時に注意することなど、知っておくべき情報をお伝えします。

食品取扱現場では、固形ではなく「石けん液」を

家庭での手洗い石けんでは固形も多く利用されています。しかし、固形石けんは、使用する人が石けん表面に触れるため、たくさんの人が触れて菌や汚れが付着すると、次に使う人にその菌や汚れを広げてしまうおそれがあります。

このため、食品取扱現場では、固形石けんよりも細菌汚染の頻度が低い液体タイプが適しています。また、液体タイプからさらに、泡立てやすく、吐出した際に液をこぼしにくい泡状の石けん液も普及しています。

食品取扱現場では、固形ではなく「石けん液」を

香料の有無について

香料ありの石けん液は一般的に販売されていて、香りが残るため使用感が良いですが、食品取扱現場では好ましくありません。手に残った香りが食品などに移る場合があるため、食品取扱現場では、香料が添加されていない「無香料」のものを選びましょう。

希釈と原液

石けん液には、希釈して使用する希釈タイプと、希釈せずそのまま使用する原液タイプがあります。希釈タイプは、石けん液の使用量が多い施設等ではコストを抑えられるというメリットがあります。原液タイプは希釈する手間が省け、希釈作業時の汚染を防げるというメリットがあります。どちらを選択しても良いのですが、希釈タイプの石けん液は正しく希釈できていなければ濃度が安定せず、薄い場合は十分な洗浄効果が得られないことも考えられるため、原液タイプの方がより衛生的であると言えます。

注意すること

食品取扱現場に適した手洗い石けん液について、いくつかお伝えしましたが、どのような石けん液を選ぶかの前提としてあるのが、「手洗い設備が正しく整っていること」です。厚生労働省から出ているガイドライン「食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針」においても、手洗設備には石けんも含めて常に使用できる状態にしておくことと記されています。
以下に手洗い石けん液に関する日々の確認事項を例として挙げています。衛生的な手洗いが実施できるよう、チェックしておいてください。

  • 石けん液が補充されている(空っぽのまま放置されていない)
  • 石けん液容器等は清潔に管理されている(特に手が触れるポンプ部分の汚れなど)
  • 石けん液が正しく吐出される(ポンプの詰まり、ディスペンサーの故障がない)
こんな選び方も!

上述のように、食品取扱者の手洗いには、固形でなく石けん液、無香料、原液タイプがおすすめです。他にも、手荒れに配慮して手肌にやさしい成分を配合した処方の石けん液や、時短・節水に着目したすすぎ性のよい石けん液などもあります。また、石けん液を自動で吐出するディスペンサーがあれば、さらに衛生的です。

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