ラピッドフリーザー

これまでの「冷凍」の概念を変える高品質な凍結技術が料理方法と流通を変え、ビジネスを広げる!

急速液体凍結が圧倒的な速さの凍結を実現し、新たな可能性を生み出す!

ラピッドフリーザーは-30℃に冷やした専用の冷凍液に食材を浸すことで、食品の品質を落とすことなく急速冷凍をする急速液体凍結機(アルコールブライン凍結)です。
従来の冷凍機と比べて、凍結時間が早く、凍結時の食品の品質低下を最小限に抑えることで、解凍後も凍結前と変わらない品質を保ちます。

液体は気体の約20倍の熱伝導率!

食材に含まれる水分は、熱エネルギーが奪われることにより氷結晶化していきます。
液体は気体に比べて約20倍の凍結スピードがあり、冷凍液を使用した凍結は、氷結晶が 小さく食品中の細胞の破壊を最小限に抑えることができます。そのため、解凍時の復元性が良く、凍結前と変わらない品質を実現します。

液体凍結のラピッドフリーザーの熱伝導率はエアブラスト凍結の約20倍

凍結スピードが「品質の決め手」高精度な凍結が付加価値を生み出す!

メリット1

ドリップを抑え、美味しさを逃さない!

急速液体凍結だから凍結する食材への影響が少なく、ドリップを抑え、鮮度・味・食感・見栄えをキープ!歩留まりを改善します。
解凍後も変わらない美味しさと品質を提供できるから得られる可能性も広がります。

メリット2

生産工程の改革が品質向上とコスト削減に!

年間を通じて旬の食材を食卓へ!

旬の時期に仕入れた食材を美味しさそのままに年中提供することが可能!

  • 旬の安価な時期に大量に仕入れることでコスト削減が図れます。
  • 獲れたての食材を余すことなく商品にすることでロスの軽減が図れます。

手のあいた時に製造・保管!

手のあいた時に製造し急速凍結!品質保持。閑散期に製造することにより、繁忙期に慌てず、待たせずに出来立てと同じ品質を提供することが可能になります。

冷凍時間の比較

食材は-1℃から凍結が始まり-5℃でほぼ凍結します。緩慢凍結のように最大氷結晶生成帯(氷結晶が生成する温度帯)を通過する時間が長いと氷の結晶が大きくなり食材を破壊していきます。ラピッドフリーザーは凍結スピードが速いため、最大氷結晶生成帯を素早く通過するため、氷結晶が大きく生成されず、小さいままなため細胞を壊さず凍結するため、良質な冷凍が実現します。

一般的な冷凍機は急速冷凍のの約20倍以上の時間がかかります。

ドリップを抑えて「美味しさを逃がさない」

食材の細胞を傷めない高品質な凍結のため、一般的な緩慢凍結では劣化してしまう食材でも、凍結前の変わらない鮮度・味・見栄えを保ちます。

牛肉の凍結実験

高品質な凍結で、食材の細胞を傷めずドリップの流出を防ぎます。
高品質な凍結と保管、食材にあった解凍方法を行うことで、より凍結前と変わらない鮮度や品質を再現できます。

急速凍結は解凍後もキメが細かく凍結前と同じ品質。
急速凍結(ラピッドフリーザー)
急速凍結は解凍後もキメが細かく凍結前と同じ品質。
緩慢凍結は、解凍後にドリップが流出し、身もだれています。
緩慢凍結(一般的な冷凍庫)
緩慢凍結は解凍後にドリップが流出し、身もだれています。

マグロの凍結実験

急速凍結は解凍後もドリップが流出せず、身も締まったまま。
急速凍結(ラピッドフリーザー)
急速凍結は急速凍結は解凍後もドリップが流出せず、身も締まったまま。
緩慢凍結は、解凍後にドリップが流出しています。
緩慢凍結(一般的な冷凍庫)
緩慢凍結は解凍後にドリップが流出しています。

こんにゃくゼリーの凍結実験

急速凍結することでキメ細かいまま劣化なく凍結。

急速凍結は解凍後もドリップが流出せず、身も締まったまま。
急速凍結(ラピッドフリーザー)
急速凍結はキメが細かく滑らかなまま。
緩慢凍結は、解凍後にドリップが流出しています。
緩慢凍結(一般的な冷凍庫)
緩慢凍結はムラがあり舌ざわりに粗さがあります。

凍結技術が食材の「売り」と新たな流通を創造する

高品質な凍結技術を活用は、商品の品質を長く保持し廃棄ロスを防いだり、新鮮なまま長距離輸送により新たな販路を創造することも可能になります。

製品特長

ラピッドフリーザーは野菜や果物から肉・魚などから、惣菜などの食品まで、効率よく凍結できる-30℃の不凍液に、パッキングした食材を浸漬して凍結する液体急速凍結機です。

SF-5

[冷凍量 5kg/h]

受注生産品

ラピッドフリーザー SF-5
商品コード 45294
型式 SF-5
冷凍処理量 約5kg/h※
冷凍液使用量 60L
電源 三相AC200V 50/60Hz
消費電力 1.8/2.0kW
放熱量 4.5/5.1kW
外形寸法 W1,040×D770×H960mm(アジャスター含む)
本体重量 約162kg(付属品、冷凍液除く)
使用冷媒 R404A
GWP値 3920

※冷凍処理量は、食材、設置環境により異なります。

SF-10

[冷凍量 10kg/h]

受注生産品

ラピッドフリーザー SF-10
商品コード 45291
型式 SF-10
冷凍処理量 約10kg/h※
冷凍液使用量 100L
電源 三相AC200V 50/60Hz
消費電力 2.9/3.5kW
放熱量 7.4/8.7kW
外形寸法 W1,340×D815×H960mm(アジャスター含む)
本体重量 約204kg(付属品、冷凍液除く)
使用冷媒 R404A
GWP値 3920

※冷凍処理量は、食材、設置環境により異なります。

SF-20

[冷凍量 20kg/h]

受注生産品

ラピッドフリーザー SF-20
商品コード 45292
型式 SF-20
冷凍処理量 約20kg/h※
冷凍液使用量 140L
電源 三相AC200V 50/60Hz
消費電力 3.1/3.7kW
放熱量 8.8/10.1kW
外形寸法 W1,640×D815×H960mm(アジャスター含む)
本体重量 約245kg(付属品、冷凍液除く)
使用冷媒 R404A
GWP値 3920

※冷凍処理量は、食材、設置環境により異なります。

ラピッドフリーザーチラシ

ラピッドフリーザーチラシ

最新のラピッドフリーザーのチラシをWeb上でご覧いただけます。
(2023年8月作成)

オプション

ラピノールCL

専用冷凍液・アルコールブライン液(食品添加物)

火気注意

ラピノールCL

(食品添加物エタノール製剤)

ラピッドフリーザーに最適な食品添加物アルコール製剤(不凍液)です。エタノール濃度58.8w/w%のため、消防法における危険物の適用外で、-30℃の低温でも沈殿が出ず使用できます。

  • 商品コード:45293
  • 規格:20L B.I.B.
  • エタノール濃度:58.8w/w%
ラック

ラック

ラピッドフリーザー専用標準ラック

冷凍する食材の浸漬槽に沈める際に使用するラックです。付属の標準ラックから凍結する食材に合わせた特注仕様まで対応可能です。(標準ラックはSF-10は2個、SF-20は3個付属します。また、共通で使用できます。)

  • W480×D280×H350mm(ステンレス製)
ラック

特注ラックも対応できます。

凍結する食材の特性やパックする食材の厚みなどに合わせた段数など、ご要望に合わせたラックの制作をお承りいたします。
詳しくはお問い合わせください。

液切り台

液切り台

ラピッドフリーザー専用液切り台

ラピッドフリーザー専用の液切り台です。凍結させた食材を浸漬槽から引き上げる際に袋に付いたアルコールを切り、浸漬槽に戻すことができる台です。作業性が上がるだけでなく、浸漬槽のアルコールの持ち出しを軽減できるので経済的です。取り付けも工具なしで取り付けが可能です。

液切り台
SF-5専用液切り台 商品コード:45271 W735×D384×H162mm ステンレス製
SF-10専用液切り台 商品コード:45288 W779×D384×H162mm ステンレス製
SF-20専用液切り台 商品コード:45289 W779×D434×H162mm ステンレス製

サラヤでは急速凍結機ラピッドフリーザーの販売だけでなく、凍結を活用したビジネスのご提案から周辺機器のコーディネート・衛生指導に至るまでトータルにサポートいたします。