伊豆の海で獲れた新鮮な魚を厳選し一枚一枚伝統の手法で作ったこだわりのひものを、より多くの方に、食べていただきたいという思いで運営されています。

美味しい"ひもの"をもっと身近に時代に合わせて

人気のお店ですが、ひもの販売をはじめたきっかけは?

バブル経済が弾けた時代に縁があり、静岡県伊東に移り住みました。当時、バブルがはじけたとはいえ、伊豆には観光地として多く人が訪れ、 お土産物としてひものの売れ行きが大変好調でした。私は水産加工会社に勤めていましたが、ひものの根強い人気に可能性を感じ、平成11年9月に私が生まれ育った横浜市青葉区にひもの専門店「魚恵」を開業。高級志向の店舗でデパートとの取引やギフトなどを中心に展開をしていきました。 ひものの製造では、自然のものということもあり、大きさにばらつきがあるなど、ロスが出てしまいます。そのような魚を活用し、より安く 手軽に手に取ってもらいやすいひものの販売をしたいと想いから、伊東にアウトレットと称して現在の店舗「めぐみ水産」をはじめました。

"冷凍ひもの"の商品が人気と聞きましたが?

新しく " 惣菜部門" を立ち上げる中で、日本人の魚離れが増えており、手軽に美味しく水産物を食べることができる商品や食べ方である 「ファストフィッシュ」により水産物の消費拡大を目指すという記事を目にしていたことから、調理済のものを温めなおして手軽に食べら れる水産物を開発したいと思いました。また、マンションなどに住む方はニオイの問題からひものを焼くことを敬遠されることや、来店されたお客様から「このひものはどうやって食べるの?」や「焼き方が難しい」「どのくらい焼けばいいのか分からない」などの声をよく 聞いていたことから、お客様はベストな状態のひものを食べていただいていないのではないかと思いました。焼きたての一番美味しい 状態のひものを召し上がって頂きたいという思いと共に某デパートのバイヤー様から失敗しても良いから他にない良いものをという、 後押しもあり、当初は添加物などを使わず、冷蔵でいかに賞味期限を伸ばすかの検討をしている中で、ラピッドフリーザーとシュットマン に出会いました。

ベストな"ひもの"を食べて欲しいという想いをカタチに

シュットマンとラピッドフリーザーを選ばれた理由は?

自宅で手軽に食べられる炭火焼きひものづくりを試行錯誤する中で、従来の真空包装機だと一つずつしかパックできず、熱いものは冷まさない といけません。冷ますと菌の繁殖の問題があり、もう一度加熱しないといけないため、作業の時間が短縮されません。シュットマンなら焼き たての熱いままの食品を 1 つあたり 5 秒~ 7 秒と速く包装できるので、作業時間が圧倒的に短縮できます。また、弊社では鮮魚を販売する こともありますが、毎日同じ魚が獲れるわけではありません。しかし、注文が入るといつでも出荷できるようにしておかなくてはなりません。旬の時期に獲れた魚をその日のうちに急速凍結・保管をすることで安定した供給ができ、取引先様も安心してメニューに入れていただけます。当社は伊豆で獲れた新鮮なものをラピッドフリーザーで急速凍結し保管し、回転率も良く、お客様に提供できる商品のクオリティは違うと思います。

今後はどのように展開をしていきますか?

ひものの他に、伊豆の名産の金目鯛の煮付けを作っています。水をいっさい使わず、醤油と酒と味醂で継ぎ足しのタレで魚を煮て、出来立てを 熱いまま急速凍結した商品です。これも自宅で湯煎にて簡単に出来立ての味を再現できます。今後も基本的にはひものと煮魚を作って行きたい と思っています。現在はさまざまな冷凍の商品が出回っていますが、当社では伊豆の近海で獲れた魚を使い、一枚一枚手間ひまをかけて作ったひも のをさらに炭火で焼いてホットパックをし、熱いまま急速凍結するのでクオリティが違います。今後もクオリティにこだわり、簡単に食べられる ひものや煮魚等のバリエーションを増やしていき、より多くの人に食べていただきたいと思っています。

商品のご紹介

株式会社ケイポート めぐみ水産

伊豆の水揚げの旬の地魚や厳選した近海魚を伝統の手法で作った高級ひものや本紙で紹介した自宅でレンジや湯煎でこだわり の本格炭火焼ひものが簡単に食べられる新感覚の商品を展開した人気店です。