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手洗い環境設備

設備って重要?
薬剤やツール選びのポイントは?

適切な手洗いを行うための設備の重要性

衛生的手洗いを行うためには、手洗い設備が清潔に保たれ、利用する人数に応じた設備が、適切な場所に配置されていなければなりません。
実際に起こった食中毒の発生要因を調べた結果、手洗い設備に関する不備が多いこともわかっています。そのため、日常的に衛生的手洗いが実行できるよう、必要な場所に設備を整えることが重要です。

手洗いと食中毒事故

手洗いに必要な設備・備品の整備

手洗い設備は、流水式の手洗い専用のシンクで、

  • 手洗い用石けん液
  • 爪ブラシ
  • 使い捨てペーパータオルまたは乾燥装置
  • ペーパータオル廃棄容器
  • 手指消毒剤(手指消毒用アルコール)

を使いやすく配置していることが重要です。

また、手洗い設備は「手を洗う」こと専用とし、食材やその他のものを置いたり使用しないようにしなければなりません。つまり、いつでもすぐに手洗いが行える状態にしておかなければなりません。

各ガイドラインでは、食品取扱施設の手洗い設備について、下記のように求められています。

厚生労働省 「食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針(ガイドライン)」(抜粋)

第2 食品取扱施設等における衛生管理
3 食品取扱設備等の衛生管理
(8)手洗設備は、手指の消毒及び乾燥が適切にできるよう維持するとともに、水を十分供給し、手洗いに適切な石けん、爪ブラシ、ペーパータオル、消毒剤等を備え常に使用できる状態にしておくこと。

厚生労働省 「大量調理施設衛生管理マニュアル」(抜粋)

Ⅱ 重要管理事項 
5.その他 (1)施設設備の構造
④手洗い設備、履き物の消毒設備(履き物の交換が困難な場合に限る。)は、各作業区域の入り口手前に設置すること。なお、手洗い設備は、感知式の設備で、コック、ハンドル等を直接手で操作しない構造のものが望ましい。

文部科学省 「学校給食衛生管理基準」(抜粋)

第2 学校給食施設及び設備の整備及び管理に係る衛生管理基準
1 (2)学校給食設備 ⑦学校給食従事者専用手洗い設備等
一  学校給食従事者の専用手洗い設備は、前室、便所の個室に設置するとともに、作業区分ごとに使用しやすい位置に設置すること 。
二  肘まで洗える大きさの洗面台を設置するとともに、給水栓は、 直接手指を触れることのないよう、肘等で操作できるレバー式、 足踏み式又は自動式等の温水に対応した方式であること。
(3)学校給食施設及び設備の衛生管理
八  学校給食従事者専用の手洗い設備は、衛生的に管理するととも に、石けん液、消毒用アルコール及びペーパータオル等衛生器具 を常備すること。また、布タオルの使用は避けること。さらに、 前室の手洗い設備には個人用爪ブラシを常備すること。

理想的な手洗い設備の構築

下図のように、適切な衛生的手洗いを実施できる設備とツール、薬剤が常に備わっている状態であることが、理想的な手洗い設備であるといえます。設備やツールは、使用時に手が触れて汚染を受けてしまうことのないように、また、常に清潔に維持できるように、配慮して選定することが望ましいです。