熱中症の予防方法
予防方法
真夏になる前に、暑さに強い体づくり
日頃から汗をかいて、体温調節を行う習慣は、熱中症対策に有効です。ウォーキングやストレッチなど、気軽に始めてみませんか。
こまめに水分・塩分補給
人間は汗をかいて体温を調節します。汗の原料は血液中の水分や塩分なので、体温調節のために水分や塩分を補給する必要があります。また、のどが渇く前に水分を補給しておくことが大切です。なお、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうので注意しましょう。
涼しい服装
涼しい服装ノー上着、ノーネクタイは一般的になりましたが、木綿や麻などの風通しの良い自然素材や、吸汗・速乾性に優れた素材を使った衣類がオススメです。
涼日傘や帽子を着用
太陽の下に出るときは、できるだけ日傘や帽子を着用し、直射日光から守りましょう。
扇風機やエアコンを上手に活用
エアコンの設定温度は28℃を超えないように適切な温度となるようにしましょう。設定温度が低いと、外気温と室温との差が大きくなり体の負担になります。エアコンの気流はサーキュレーターを組み合わせて対流させ、効率を上げましょう。
屋外では日陰を選んで通行
太陽の下では体力は少しの時間で消耗します。外を歩くときは、できるだけ日陰を選んで通行しましょう。
熱中症警戒アラートとは
環境省と気象庁は、熱中症予防対策に資する効果的な情報発信として、 令和2年7月から関東甲信地方で、「熱中症警戒アラート(試行)」の発表を実施しました。令和3年4月下旬からは全国を対象に、運用を開始します。
「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、 熱中症予防行動をとっていただくよう促すための情報です。