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衛生管理サポートのご案内

イントラインタビュー

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JFS-B規格へのチャレンジをサポート!

2016年、日本発の国際標準に整合した食品安全マネジメント規格(JFS規格*1)の運用が始まりました。GFSI*2 が承認する国際規格に適応しているためグローバルな取引においても有効であること、また厚生労働省のHACCP制度化にも対応していることから、現在食品業界で注目されている規格です。今回はJFS-B規格の適合証明を目指すお客さまのサポートを行う神戸営業所の久保インストラクターにインタビューしました。

*1 JFS規格とは・・・(財)食品安全マネジメント協会(JFSM)が作成・運用している食品安全マネジメント規格であり、一般衛生管理が中心のA規格、HACCPにも対応したB規格、国際取引も念頭に置いたC規格の3規格で構成されています。日本の文化的背景を考慮した、日本企業にとってわかりやすい規格・認証であり、既存の国際規格と比べると中小企業にも取り組みやすい内容であると言われています。

*2 GFSI(世界食品安全イニシアティブ)とは・・・世界最大の消費財企業の業界団体である「CGF(コンシューマーグッズフォーラム)」の食品安全をテーマとした分科会組織のことです。GFSIの承認を得たJFS規格(JFS-C規格)の取得により、自社の食品安全マネジメントが国際的に認められた水準にあることを対外的に示すことができ、輸出、取引を円滑に行うことできます。

JFS規格は食品業界でどのぐらい浸透している?

ISOやFSSCなどの食品安全に関する規格は耳馴染みがありますが、「JFS規格」には新しいイメージがあります。多くの食品現場をサポートしている久保インストラクターに、食品業界でのJFS規格の認知度について聞いてみました。「3、4年前は自治体HACCPを取得したいというお客様が多い印象でしたが、最近は特にコンビニエンスストアのベンダーや大手食品工場を中心にJFS規格取得への取り組みが増えていると感じます。」と教えてくれました。2016年に運用が始まったJFS規格ですが、徐々に食品の現場での認知度が広がり、取得しようという企業が増えている様子がわかりました。

JFS規格の対象品目だったこと。

今回コンサルティングをさせていただくことになったお客様は、以前からサラヤの薬剤を使用されており、食品衛生インストラクターによるサポートについてもご存知でした。取引先から第三者認証による食品安全規格の取得を求められることがあり、過去に県版HACCPの取得を検討されたそうですが、自社製品が県版HACCPの対象品に入っていなかったため断念されたようです。その後、自社製品がJFS規格の対象とするセクターにあったこと、主要取引先がJFS認証に取り組んでいたこともあり、JFS-B規格の適合証明を目指すことになったそうです。そこで、今回サラヤがサポートさせていただくことになりました。

規格取得はメリットあり。

2020年に制度化されるHACCPは原則として国内の全ての食品事業者が対象となり、必ず取り組まなければなりません。それに加えてJFSなど別の規格に取り組むことは、単純に考えると負担が増えるだけではないのか?またHACCPには監査や認証などはありませんが、JFSにはその部分に費用が必要になります。作業面・経済面において負担増にも関わらず、企業が取り組むメリットがあるのか、率直なところを久保インストラクターに聞くと、即答で「メリットは大いにあります!」と答えてくれました。「まず、JFS-B規格にはHACCPの要求事項が含まれていますのでHACCP制度化に対応できます。そして最大のメリットは、第三者によるお墨付きを得ているため自信を持って自社品の安全性を謳える点です。この点は取引を行う上で大きな武器になるはずです。」こうした理由から、「HACCPのいわゆる旧・基準Aに該当する事業者様でこれからHACCPに取り組むという場合は、JFS規格へのチャレンジをおすすめします。また上位規格であるJFS-C規格は国際取引でも通用する規格であるため、将来的に海外進出を視野に入れている事業者様には特におすすめです。」とアドバイスをくれました。

最後に久保インストラクターは、「今回のお客様は、約1年の取組期間を経て監査に臨み、適合証明を目標にしています。コンサルティングは始まったばかりですが、予定通り目標を達成できるよう精いっぱいサポートさせていただきます。」と抱負を語ってくれました。