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感染症の基礎知識

感染症の種類と特徴

緑膿菌 緑膿菌とは

日和見感染症の代表と言えるのが、緑膿菌感染症です。
緑膿菌は、人の腸管の中をはじめ、自然界に広く分布しており、栄養分の少ないところでも増殖できるので、水周りによくみられます。ほかの病原菌と一緒に感染(混合感染)することが多く、抗生物質に抵抗性が強いので菌交代症をおこします。 抵抗力の非常に低下した人に、呼吸器感染症、尿路感染症、菌血症や敗血症などを引き起こします。

日和見感染症とは

正常の宿主に対しては病原性を発揮しない微生物が、宿主の抵抗力が弱っている時に病原性を発揮しておこる感染を、日和見感染といいます。

主な症状

症状は、敗血症、呼吸器感染症、尿路感染症、褥瘡、肝・胆道系感染症、消化管感染症などを引き起こします。

感染経路

器具を介する感染や自家感染が多く、人から人に感染が広がります。
潜伏期間は疾患により異なります。

緑膿菌に感染しやすい人

  • 免疫不全状態(大量の抗生物質、免疫抑制剤、抗がん剤などの投与)
  • 各種の白血病、悪性リンパ腫などの血液疾患
  • 肝不全
  • 重症の糖尿病、AIDS
  • 常にカテーテルが挿入されている
  • 高齢者、特に寝たきり状態