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レジオネラ 清掃のポイント

清掃のポイント

浴槽は、清掃および消毒を定期的に行ない、清潔で衛生的に保ちます。清掃および消毒の頻度は、以下の通りに行います。

ろ過器の維持管理

「公衆浴場における衛生管理等管理要領」では、ろ材の種類を問わず、ろ過装置自体がレジオネラ属菌の供給源とならないよう、消毒を1週間に1回以上実施すること。また、ろ過器は1週間に1回以上逆洗して汚れを排出することと定められています。

循環配管の維持管理

循環配管の内側には、ネバネバした生物膜(バイオフィルム)が生成されやすく、レジオネラ属菌の温床となります。そのため、年1回程度は循環配管のバイオフィルムを除去し、消毒することが必要です。

消毒装置の維持管理

薬液タンクの塩素系薬剤の量を確認し、補給を怠らないようにしなければなりません。送液ポンプが正常に作動し、薬液の注入が行われていることを毎日確認しましょう。

  • 注入弁のノズルが詰まったり、空気をかんだりして送液が停止していないかを確認する。
  • 市販品の次亜塩素酸ナトリウム溶液は、有効塩素濃度が12%で、そのまま使用するとノズルが詰まりやすいので、5?10倍に希釈して使用する例が多い。
  • 不純物の多い工業用のものは避け、日本水道協会規格品、食品添加物認定品あるいは医薬品として市販されている薬品を使用するとある程度目詰まりを防ぐことが可能。
  • 薬剤注入弁は定期的に清掃を行ない、目詰まりを起こさないように管理する。

集毛器の維持管理

集毛器自体がレジオネラ属菌の供給源とならないように、清掃は毎日行ないます。その際に、塩素系薬剤や過酸化水素溶液などで集毛部や内部を清掃するとよいでしょう。

※毎日完全換水型のものは、毎日清掃し、1月に1回以上消毒する。連日使用型のものは、1週間に1回以上完全換水を行ない、消毒、清掃する。

関係法規等に規定されている水質管理概要

  1. 1.循環ろ過装置は、1時間当りで浴槽の容量以上のろ過能力を有すること。
  2. 2.循環ろ過装置を使用する場合は、ろ過の種類を問わず、ろ過装置自体がレジオネラ属菌の供給源とならないよう、
    消毒を1週間に1回以上実施すること。
  3. 3.浴槽水の消毒に用いる塩素系薬剤は、浴槽水中の遊離残留塩素濃度を1日2時間以上0.2?0.4mg/Lに保つことが
    望ましいこと。
  4. 4.温泉の泉質等のため塩素消毒ができない場合は、オゾン殺菌または紫外線殺菌等により消毒を行なうこと。
    この場合、温泉の良質などに影響を与えない範囲で、塩素消毒を併用することが望ましいこと。
  5. 5.連日使用型循環式浴槽では、1週間に1回以上定期的に完全換水し、浴槽を消毒・清掃すること。
  6. 6.管理記録を3年以上保存すること。

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