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感染症の基礎知識

感染症の種類と特徴

褥瘡 褥瘡(じょくそう)とは

褥瘡とは、身体の一部分が長時間にわたり圧迫を受け、皮膚組織の循環障害が起こり、発赤、腫脹、びらん、潰瘍の形成を経て、ついには壊死に陥る状態です。褥瘡は、健常人の皮膚には発生しません。褥瘡の発生には、大きく2つの要因があります。ひとつは局所的な要因で、加齢による皮膚機能の低下、寝たきりによる摩擦やずれなどがあります。もうひとつは全身的な要因で、脳神経系の疾患、栄養状態の悪化、運動能力や知覚の低下などがあります。

褥瘡になりやすい人

  • 寝たきりなど、長時間同じ体位を続けている人、圧迫を受けている人
  • まひのある人
  • 浮腫(むくみ)のある人
  • 栄養状態の悪い人
  • 脳神経系・循環器系の疾患がある人
  • 痩せすぎ・肥満の人

褥瘡ができやすい場所

筋肉や皮下脂肪が少なく、骨の突出している部位で起こりやすくなっています。特に、次の場所に頻発します。

  1. 1.肩甲骨部
  2. 2.仙骨部
  3. 3.大転子部
  4. 4.坐骨結節部
  5. 5.踵骨部

主な症状

筋肉や皮下脂肪が少なく、骨の突出している部位で起こりやすくなっています。 特に、次の場所に頻発します。

  1. 1.肩甲骨部
  2. 2.仙骨部
  3. 3.大転子部
  4. 4.坐骨結節部
  5. 5.踵骨部

第1期・第2期の浅い褥瘡は、比較的治りやすく、在宅でも治療は可能です。抗生物質の入った外用薬(軟膏)や、肉芽形成促進剤を塗布したり、ドレッシング材を使用します。 第3期・第4期の深い褥瘡は治りにくく厄介です。抗生物質を含む外用薬を使用していたり、下に滲出液の多い場合には、1日2度以上の創傷処置が必要です。また、範囲が大きく出血が予測される場合には往診回数を増やしたり、可能であれば入院を勧めます。