サラヤ 福祉ナビ

福祉介護現場で知りたい!
感染対策・栄養改善・口腔ケアのサポート情報

福祉ナビ-栄養と食事

病態別食事のポイント

胃潰瘍

胃潰瘍(いかいよう)ってどんな病気?

食物を消化するために分泌される胃液によって、胃の壁が自己消化されてしまう病気です。ストレスや不規則な食生活、過度の飲酒や喫煙などが主な原因ですが、高齢者の場合、薬の飲みすぎによって潰瘍ができるケースが多いのが特徴です。

食事療法のポイント ~胃にやさしい食べ方~

1.刺激物を避ける

アルコール、炭酸飲料、タバコは厳禁です。香辛料もなるべく避けましょう。 ただし、痛みを訴えていなければ、基本的に何を食べても構いません。症状に応じて高齢者の嗜好に合わせた味付けにしましょう。

2.消化が良くなる調理法の工夫を

  1. 1.皮や筋を除く
  2. 2.繊維を断ち切る方向に切る
  3. 3.食品を細かくする
  4. 4.余分な脂肪やエキス(アク)を除く
  5. 5.油脂は控えめに使う
  6. 6.新鮮な素材を使い、薄味を心がける
  7. 7.柔らかくなるまで火を通す

3.量よりバランス重視の内容に

消化のよい食事が基本ですが、病気と闘う体力をつけるため、また、潰瘍で傷ついた胃粘膜を丈夫にするため、たんぱく質・ビタミン・炭水化物をバランスよくしっかりと摂りましょう。

4.規則正しい食生活を

極端な空腹、暴飲暴食は厳禁です。ゆっくり噛んで楽しみながら食事をするようにしましょう。一日の食事量を5~6回に分けて摂ると胃の負担が少なく、おすすめです。
食後はしばらく休憩を。