ノロウイルスの特徴
汚染(感染)の原因
- 汚染された食品や二枚貝。
- 汚染された食品を加工したときの調理器具。
- 感染した調理従事者からの手指を介した二次汚染。
- 感染者の嘔吐物やふん便など。
- 手すり、ドアノブなどからの二次汚染。
症状
- 体内にウイルスが入ってから、24~48時間に激しい嘔吐や下痢、腹痛が発生。
ときには、発熱、頭痛、筋肉痛を伴う。 - 症状は1~3日続くが、後遺症は残らない。
- まれに、1日あたり20回以上の下痢症状を呈し、脱水症状になることもある。
その場合、入院と点滴などの特別な処置が必要となることがある。 - 自覚症状がなくなってからもウイルスの排泄が続く事がある。
(良くなったようでもまだ完治していない。)
特徴
- ヒトの腸管内のみで増殖する。
- 感染力が強く、少量(10~100個)でも発症する。
- 食品からだけでなく、接触や空気などを介して経口感染することがある。
- ノロウイルスに一度感染した患者でも、繰り返し発症・感染する。
- エンベロープ(脂質からなる二重膜)をもたないため、エタノールによって不活化されにくい。
細菌とノロウイルスの相違点
| 細菌 | ←→ | ノロウイルス(ウイルス) |
|---|---|---|
| 食品中で増殖する | ←→ | 食品中で増殖せず、人の腸管内でのみ増殖する |
| 一年通して発生は見られ、多くは夏季にピークを迎える | ←→ | 一年を通して発生は見られ、冬季にピークを迎える |
| 培養できる | ←→ | 培養できない |
