ノロウイルスの発生状況
最近のノロウイルス発生状況
全国各地でノロウイルスによる感染症と食中毒が発生しています!!
昨年から今年にかけて発生したノロウイルスの発生事例をいくつかご紹介します。
各種新聞資料から抜粋いたしました。
| 発生年月日 | 業態 | 患者数 | 内容 | |
|---|---|---|---|---|
| 感染症 | 平成18年12月 | ホテル | 436名 | ホテルの利用客の1人が、宴会場前の通路の絨毯上に嘔吐した後、宴会等でホテルを利用した利用客が、嘔吐・下痢などの症状を呈した。 消毒が不十分であったため、絨毯に付着したノロウイルスが乾燥し、空中にウイルスが飛散し経口感染につながった可能性が高い。 |
| 食中毒 | 平成18年12月 | 学校給食 | 366名 | 複数の学校の5日間で教職員と生徒を合わせて1,440人中366人が発症した。発症者20人の検便を実施したところ、14人からノロウイルスが検出された。 同じ製パン業者が両センターに食パンやコッペパンを納入していたことが判明した。製パン業者の従業員6人の検便を実施したところ、無症状の1人からノロウイルスが検出された。 |
| 感染症 | 平成19年1月 | 介護老人保健施設 | 105名 | 介護老人保健施設の入所者の1人がある日、嘔吐および下痢の症状を呈し、最終的に発症者は施設全体で105名に上った。 調査の結果、保健所では、施設入所者においては排泄後の手洗いが不十分であったこと、職員が行った発生初期の発症者の吐物の処理においても不完全であったことが大規模な集団感染に繋がったものと推察した。 |
| 食中毒 | 平成19年1月 | 仕出し弁当 | 41名 | 小学校の教員21名が宅配寿司を喫食し、13名が発症した。宅配寿司は同じ日に当該小学校を含め12箇所計77食配達されているが、9箇所41名の患者を確認した。 患者の共通食は、当該仕出し屋が調製し、配達した寿司以外にはなく。患者の症状及び寿司を喫食してから発症するまでの時間がほぼ一致していた。 患者及び調理従事者のふん便からノロウイルスを検出した。 |
食中毒事故全体に占めるノロウイルスの割合
ノロウイルス感染集団発生の推移
食中毒統計とは別に、地方衛生研究所から国立感染症研究所・感染症情報センターには「集団発生病原体票」が報告されています。これには、食中毒での感染(食品媒介の疑い)のほか、人→人感染や感染経路不明の胃腸炎集団発生事例も含まれています。