Home > 感染と予防Web > 感染症に関するQ&A > 怪我の処置で広まりつつある閉鎖療法ですが、傷口に砂などが残っていると逆効果になってしまいます。家庭や学校で処置する際に取り入れても良いものなのでしょうか?
傷を少しでも早くキレイに、しかも痛みを伴うことなしに治すことができれば、それは素晴らしいことです。実際、怪我の処置などで広まりつつある閉鎖療法については、その効果に関する数々の良好な成績が報告されています。閉鎖療法(湿潤療法)の手順は、下記の通りです。
閉鎖療法は身体の治癒力に期待した自然治療法であり、かつての消毒→乾燥という画一的な考え方に一石を投じたと言う意味では、大変注目に値します。
ただし、傷口に泥や砂など異物が残っていると逆効果だったり、感染の合併など不都合なことが起こる可能性もあります。怪我をした場合、まずは洗浄や異物除去が処置の基本であることについては、昔も今も変わりはありません。適切な閉鎖療法を家庭や学校で取り入れることにもちろん異論はありませんが、外傷処置の基本知識と技術はしっかりと心得た上で行うことが大切です。