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インフルエンザ
手指衛生(手洗い・手指消毒)

手指衛生がなぜ必要か

手指衛生は、感染を防ぐ上で非常に重要であることは、世界の常識になっています。インフルエンザウイルスは咳やくしゃみで出た飛沫を直接吸込んで感染する飛沫感染以外にも、飛沫で汚染された手指や物、周囲環境の表面から手を介して接触感染しますので、手洗い・手指消毒は非常に重要です。

手洗い、手指消毒の効果

インフルエンザウイルスを用いて、手洗い・手指消毒の有効性を検証しました。結果、どちらも15秒以上の作用時間で有効であることが示されました。

手指消毒・手洗いの効果グラフ

手洗いの方法

石けん液を泡立てながら、もみ洗いをしましょう。洗ったあとに手をしっかり乾かすことも大切です。

手洗いの方法の図

手指消毒用アルコールは、しっかりすり込みましょう。

手指消毒方法の図

「手洗い・アルコール消毒の方法」ダウンロードはこちら

手洗いのポイント

インフルエンザウイルスは、エンベロープという脂質性の膜をウイルス粒子のいちばん外側にもっており、この膜にウイルスが細胞に感染する上で重要なHAやNAがあります。

エンベロープは、ウイルス増殖して細胞から出るときに、被って出て来るもので、したがって、ヒトに感染するウイルスは、その成分がよく似ています。エンベロープは、脂質性(水に溶けにくく油に溶けやすいような性質)のため、エタノールなどのアルコールによって簡単に壊されます。エンベロープを壊されたウイルスは、感染に重要なたんぱくなどを失うので、感染性がなくなります。

エンベロープを持つウイルスは、消毒剤などに対する抵抗性が一般に弱く、作用の穏やかなものでも効くことが知られています。

石けんなどの界面活性剤は、脂質性の相互作用で付着したウイルスを落としやすくすると考えられます。また、殺菌剤などを含むものは、エンベロープに作用してウイルスの感染性をなくす効果も期待できます。より確実に行いたい場合は、手洗い後に速乾性のアルコール製剤を使用するとよいでしょう。

汚れが目に見えて明らかなときは、石けんと流水(またはお湯)で手を洗いましょう。

石けんと流水が使用できないときや汚れが明らかでない場合は、アルコール系の速乾性手指消毒剤が利用できます。

お湯の使用や、頻繁な手洗い、手指消毒は手荒れに繋がることがあります。手荒れがあると手洗いがおろそかになりやすいので、手洗い、手指消毒が多くなる流行シーズンは、手肌のケアも大切です。

手洗いのタイミング

帰宅時

咳やくしゃみの後
The American Society for Microbiologyによる全国的な調査によると、おむつの交換の後や食事の前に手を洗うという人はほとんどだが、咳やくしゃみの後に手を洗う人はほとんどいなかったとのこと。米国の調査ですが、日本でもおそらく同様と思われます。

健康管理としては、トイレの使用後、食事の前。

インフルエンザだけでなく感染防止の観点からは
血液などの体液、汚物などを扱う作業をした後、見た目に汚れているかどうかに関係なく、手を洗いましょう。手袋をしていても、外した後は手を洗います。
傷口に触れる前後も手を洗います。

手洗いのタイミング(帰宅時、トイレの後、食品を取り扱う時、食事の前、咳やくしゃみを手で押さえた後、ケアの前後)

WHO(世界保健機構)が示すインフルエンザ予防のための手洗いすべきとき

  • 手袋を外した後
  • 患者との接触の前後
  • 感染性物質に汚染された表面に触れた後
  • 血液や体液に触れた後
  • サンプルを採取した後
  • 患者の血圧や脈拍の測定の後
  • トイレを使用した後
  • クシャミや鼻をぬぐった後
  • 調理や食事の前
  • 隔離部屋を離れる場合

(Prevention and Control of Influenza due to Avian Influenza Virus A (H5N1))(2005.3.30改訂)