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インフルエンザ
かかってしまったら

基本的な対策

インフルエンザのような症状が見られた場合は、安易にかぜと判断せずに早めに医療機関を受診して治療を受けましょう。症状があらわれてから3~4日経ってしまうと薬が効かな くなってしまいます。自分の身体を守るだけではなく、ほかの人にもインフルエンザをうつさないという意味でも早めの治療は大変重要です。

  • 自己治癒力を最大限に発揮するために、安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
  • 水分を十分に補給しましょう。お茶やジュース、スープなど飲みたいものでかまいません。
  • 消化のよい食事をとりましょう。
  • 部屋の温度や湿度を適切に保ちましょう。(気温20~25℃、湿度50~60%くらい)
  • うがいをしましょう。インフルエンザにかかると気管支の細胞がダメージを受け、肺炎にかかりやすくなります。うがいでのどを守りましょう。
  • 医療機関に行くときは、マスクを着用しましょう。発症してから通常3~7日間はウイルスを排出すると言われており、その間、患者は感染力があるといえます。
  • 外出を控えましょう。参考までに、学校保健法では、「解熱した後2日を経過するまで」をインフルエンザによる出席停止期間としています。
  • 高い熱が長引いたり、一度下がった熱が再び上昇し始めて咳や痰がひどくなってきた場合には、合併症が疑われます。必ず医師の診察を受けて下さい。

★インフルエンザを見分けるチェックポイント★

  • 地域内(施設内、学校内など)でインフルエンザは流行していませんか?
  • 38℃以上の発熱や悪寒はありませんか?
  • 急激に発症してはいませんか?
    ⇒関節痛/筋肉痛/倦怠感/疲労感/頭痛/くしゃみを伴わない咳/のどの炎症など

インフルエンザは、予防も治療も早めに早めに!

◆治療薬について

治療薬としては、抗インフルエンザウイルス薬があります。抗生剤(抗生物質)は細菌に効果がありますが、インフルエンザウイルスには効果がありません。一般のかぜ薬も、発熱や鼻汁、鼻づまりなどの症状をやわらげることはできますが、ウイルスや細菌に直接効くものではありません。

抗ウイルス薬

日本で認可されている抗インフルエンザウイルス薬には、塩酸アマンタジン(商品名シンメトレル)、リン酸オセルタミビル(商品名:タミフル)、ザナミビル水和物(商品名:リレンザ)があります。

アマンタジンは、A型ウイルスだけが持つたんぱくに作用するため、A型インフルエンザにしか効果はありません。もともとはパーキンソン病の薬として使用されていたものです。治療期間が長い、副作用が比較的多いという欠点のほか、アマンタジンを投与された患者の約30%でアマンタジン耐性のA型インフルエンザウイルスが出現するという報告があがっています。最近では、日本を含め多くの国で流行しているA型インフルエンザウイルスのほとんどは、アマンタジン耐性であることが報告されています。

NA(ノイミニラーゼ)を阻害するオセルタミビルやザナミビルは、NAがA型、B型インフルエンザウイルスに共通なので、A、B両方の型に有効です。また、A型ウイルスであれば、新型インフルエンザウイルスにも有効といわれています。ザナミビルは鼻から吸入する粉末で、リン酸オセルタミビルは経口薬と小児用のドライシロップがあります。発熱期間を通常1~2日間短縮させる、症状を軽減させる、ウイルスの排出量を減少させるなどの効果があります。

ただし、インフルエンザウィルスは体内で急速に増殖するので、これらノイミニラーゼ阻害薬は、発症から48時間以内に服用しなければ効果が上げられません。そのためにも、インフルエンザのような症状があらわれたら、早めに医療機関へ行き診察を受けましょう。

これらノイミニラーゼ阻害薬も嘔吐や下痢などの副作用があり、また、オセルタミビル(タミフル)は、因果関係についてはまだ不明確ですが、10代の若者に異常行動が見られるおそれがありますので、ハイリスク患者以外には原則使用を控えるようになりました。

なお、抗インフルエンザウイルス薬の予防効果については、科学的には証明されていますが、その使用には様々な条件がありますので、一般的な予防法として推奨されるものではありません。また、ワクチンによる予防に置き換わるものでもありません。

抗生剤

インフルエンザでは、そのものの症状の他に、高齢者などのハイリスクの方などで、肺炎や気管支炎などの合併症が多く見られます。

黄色ブドウ球菌は、菌の出す酵素によってインフルエンザウイルスの感染力を高めると言われています。また、ウイルスの増殖により、気道粘膜の線毛の機能が衰え、細菌が定着しやすくなり、細菌にも感染する混合感染によって合併症が引き起こされます。

抗生剤は細菌に対する薬ですので、インフルエンザウイルスに効きませんが、細菌による合併症の治療に抗生剤が使用されることがあります。

解熱剤

解熱剤には多くの種類があり、代表的なものが、アスピリンなどのサリチル酸解熱鎮痛薬、ジクロフェナクナトリウム、メフェナム酸です。

ただし、その中には、インフルエンザに罹っているときには使用を避けなければならないものがあります。特にアスピリンなどのサリチル酸系の薬は15歳未満の子どもに使用してはいけません。厚生労働省からは資料が出されています。使用については、自己判断せずに、かかりつけの医師とよく相談しましょう。

厚生労働省「インフルエンザによる発熱に対して使用する解熱剤について」(2001年5月30日)

かぜ薬

かぜ薬は、発熱や鼻汁、鼻づまりなどの症状をやわらげるもので、ウイルスや細菌に直接効いて治療するものではありません。

薬を飲むときのルール

  1. 用法・用量を守る。
  2. 前にもらった古い薬は使わない。
  3. 処方された薬を勝手に中止しない。
  4. 自分の判断で色々な薬を同時に飲まない。
  5. 自分の体質に合った薬を処方してもらうよう、医師とよく相談する。