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Home > kaigo-club > 感染予防教室 > 知って得するさまざまな感染症 > 結核

●知って得するさまざまな感染症

■結核とは

結核

結核とは『結核菌』という細菌が直接の原因となっておこる感染症です。肺結核のほか、血液により全身に菌が運ばれていろいろな部位に病巣をつくることもあります。そして、最後に肺の組織が破壊されて呼吸が困難になるとか、他の臓器の機能が冒されるなど生命の危機を招くことになります。結核に感染しても、普通は免疫の働きで発病を防ぎ、感染した人で一生のうちに発病するのは10人に1人程度といわれています。

くしゃみ
【危険信号が出てきます】

最初のうちは風邪と同じような症状ですが、2週間以上も微熱や咳、痰が止まらない時は危険信号です。症状が進むと、全身に倦怠感(だるさ)がでたり、寝汗、胸の痛みなどが出たり、血痰がでたり喀血することもあります。

■結核菌とは
結核菌

ローベルト・コッホ(Robert koch)が1882年(明治15年)に発見した細菌です。長さは1~4ミクロン(千分の1mm)、幅が0.3~0.6ミクロンの抗酸菌(グラム陽性菌)で、表面はロウ状の物質の丈夫な膜で覆われ、いくつもの菌がくっつきあって房のようになっているのが特徴です。


1回の分裂に10~15時間かかるため、培養結果を見るには4~8週間もかかり、結核の早期診断上の大きな障害となっていましたが、最近は遺伝子工学の技術で新しい方法が確立され、少量の菌でも数時間以内に検出することができるようになりました。


抗酸菌は、脂質につつまれていて、酸、アルカリ、消毒剤、日光(直射で20~30時間、日陰では数週間~数ヶ月間生存)などにかなり抵抗性があります。結核菌は細菌の中で、芽胞を除いて最も強いものと言えるほどです。