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pro-福祉ナビ-感染症の基礎知識

感染症の種類と特徴

ロタウイルス ロタウイルスとは

ロタウイルスは、子どもの重症の下痢の主な原因です。
ロタウイルスによる非常に感染力の強い病気で、免疫のない小児では6ヶ月~2歳くらいまでに必ずと言っていいほど経験する病気です。

通常1歳を中心に流行がみられますが、保育所、幼稚園、小学校などの小児や、病院、老人ホーム、福祉施設などの成人でも集団発生がみられることがあります。主に冬季(11月から4月まで)に流行するので、冬季下痢症とも呼ばれています。

電子顕微鏡で見ると、車輪のような形に見えます。ラテン語で、ロタ(rota)とは、「車輪」を意味し、ロタウイルスrotavirusの名は、この電子顕微鏡での外観に由来します。ロタウイルスは、体外の環境下でも、安定です。このウイルスで汚染された食物や水を介して、あるいは汚染された物の表面(ドアノブ、手すり等)を触った手などから口に入り感染する可能性もあります。10-100個程度でもウイルスが口かられば感染すると考えられていますが、ロタウイルスによる下痢便1ml中には1億から100億程度のウイルスが含まれていることがあります。

主な症状

  • 3~8日続く水様の下痢と嘔吐
  • 39℃以上の発熱や腹痛
  • せきや鼻水

潜伏期間は1~3日で、激しい嘔吐や下痢により急激に水分を失いますので、特に乳幼児では脱水症状に気をつける必要があります。
中には、ロタウイルスに感染しても何の症状も示さない子どももいます。(一般に、年長児や成人では感染しても発症しない、不顕性感染の場合が多いようです。)症状がなくても便中にロタウイルスが排出されていることがあります。治ったあとの免疫は不完全で、またかかることもありますが、二度目にかかる場合は、重症でないのが通常です。

感染経路

経口感染

ウイルスは環境中でも安定なので、汚染された水や食物を介して、あるいは汚染された物の表面(ドアノブ、手すり等)を触った手などから口に入り感染します。患者の便1g中には10~100億個ものウイルスが排出されます。ロタウイルスは感染力が非常に強く、10個以下のウイルスで感染が起こります。このため、患者の便中のウイルスがなんらかの形でほかの人の口に入って感染します。ロタウイルスは約1週間便中に排泄されると言われています。

感染対策

ロタウイルスによる感染性胃腸炎の予防のためには、よく手を洗うことを習慣付けることが大切です。

手洗いのタイミング

  • 自分のトイレの後
  • こどものトイレを手伝った後
  • こどものオムツを替えた後
  • 調理・配膳・食事・おやつの前等

子どもが帰宅したときや、オムツ替え・トイレの後、食事・おやつの前等には、小さなこどもたちが手を洗うのを手伝ってあげましょう。手を洗った後、同じタオルを何回も使うことは、好ましくありません。タオルが一度病原体に汚染されてしまうと、タオルが感染源となり、タオルでふくことが感染のきっかけとなってしまうことがあります。できれば、1回限りで使い捨てのペーパータオルが望ましいでしょう。 また、80%エタノール含有速乾性手指消毒薬の効果は部分的ではありますが、石けんと流水による手洗いに80%エタノール含有速乾性手指消毒薬による手指消毒薬を追加すると効果的です。