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感染症Q&A

肝炎

HBV(B型肝炎ウイルス)、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染症にかかっている利用者の衣類の洗濯・入浴介助で注意することはありますか。

HBV、HIVは、主に血液や血液を含む媒体を介し感染するため、血液による汚染がなければ洗濯、入浴に関しては特に問題はありません。通常の方法で大丈 夫です。しかし、血液によって汚染された衣類やリネン類を扱う場合は、手袋、ガウンを着用し、0.1%(1000ppm)次亜塩素酸ナトリウムに30分間 浸漬後、洗濯します。血液で汚染された浴槽や洗い場を処理する場合は手袋を、飛沫などが飛び散る可能性がある場合には、必要に応じてガウン、マスク、ゴー グル、キャップも着用します。そして、1%(10000ppm)次亜塩素酸ナトリウムで局所を清拭します。また、わずかな汚染の場合は、0.1% (1000ppm)次亜塩素酸ナトリウムで清拭します。

小林寛伊:増補消毒と滅菌のガイドライン、P36~80、へるす出版、2002.
*下記の書籍より転載いたしました。
著書名 : 訪問介護事業者のための感染症ハンドブック
監修・編集 : 鈴木幹三
出版社 : 中央法規

B型肝炎の利用者の入浴において、スタッフにあらかじめ傷があるとわかっているときは、絆創膏を貼り傷口に触れないようにしていますが、それだけで感染を防ぐことができるのでしょうか。

まず、B型肝炎ウイルスは、主に血液や血液を含む媒体を介して感染しますので、出血がなければ感染する危険性はありません。そして、手に傷がある場合は、 B型肝炎ウイルスに限らず他の病原体も侵入しやすくなっております。絆創膏を貼り傷口を覆うようにしているとのことですが、入浴介護時は、絆創膏のみで は、剥がれたり水分が染みたり、傷口が病原体に暴露する可能性がありますので、手袋を装着したほうがよいでしょう。

*下記の書籍より転載いたしました。
著書名 : 訪問介護事業者のための感染症ハンドブック
監修・編集 : 鈴木幹三
出版社 : 中央法規

C型肝炎の利用者が入浴中、出血した場合、指などに切り傷やささくれ、手のひび割れがあるスタッフは、そのまま入浴介助を続けても大丈夫ですか。

C型肝炎は主に血液や血液を含む媒体を介し感染します。また、手に傷やひび割れがある場合は、そこからウイルスが侵入しやすくなっております。よって、速 やかに手袋を装着するべきです。利用者に出血があり、スタッフが血液に暴露する可能性がある場合は、感染症の有無に関係なく、またスタッフの手に傷がある なしに関係なく手袋を装着します(スタンダードプリコーション:全ての血液・体液・汗を除く分泌物・排泄物は感染症のあるものとして扱う)。また、スタッ フの手に傷やひび割れがある場合は、利用者の出血の有無に関係なく、病原体が侵入しやすくなっておりますので手袋を装着します。

*下記の書籍より転載いたしました。
著書名 : 訪問介護事業者のための感染症ハンドブック
監修・編集 : 鈴木幹三
出版社 : 中央法規