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栄養と食事

高齢者の特徴と食事

加齢に伴う能力低下

年をとるにつれて体に様々な変化が生じ、そのことで食事がうまく摂れなくなるなど、食生活にも影響を及ぼします。体の変化には個人差はありますが、誰にでもおこることです。

食べることは、高齢者の大きな楽しみのひとつです。体の変化を正しく理解して、体の状態に合った食事をおいしく食べていただきましょう。

味覚が衰える
味覚を感じる細胞が減少し、特に塩味、甘味の感覚が鈍くなり、濃い味付けを好むようになります。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、温覚が衰える
様々な感覚が鈍くなると、料理の色合いや香りを感じにくく、食欲減退につながります。匂いがわからず、いたんでいる物を食べてしまったり、熱いものに気づかず、やけどをしてしまったりします。
噛む力が衰える
歯を失うことなどにより、噛む力が若いころの1/3〜1/4になります。柔らかいものばかり選んで食べていると、偏食や栄養バランスの偏り、食物繊維不足による便秘の原因になります。
飲み込む力が弱くなる
食べ物が喉を通りにくくなり、むせたり、つかえたりしやすくなり、一度苦しい思いをすると食べるのがいやになる傾向があります。
唾液の分泌量が減少する
口の中での消化がうまくいかず、胃に負担がかかります。また、口の中が荒れてしみるようになり、食欲低下につながります。
消化液の分泌が減少し、胃腸の働きが低下する
消化吸収能力が低下し、消化不良や下痢をしやすくなります。腸の動きも弱くなるので便秘も起こしやすく、胃腸の不具合により食欲不振を訴え、栄養不足につながります。
喉の渇きに鈍くなる
喉の渇きを感じにくくなり、脱水症状を起こしやすくなります。

高齢者のための食生活の基本

特に高齢者だけの世帯では、同じものばかり選んだり、買い物や調理がおっくうになったり、食事そのものへの関心がうすれたりなど、様々な原因により栄養不足が心配されます。食生活が単調にならないように工夫することが大切です。

本人の嗜好を重視する

高齢者の好みや食習慣は長年にわたり形成されたもので、簡単に変えることはできません。
食欲が落ちたり食べる量が減っている時でも、少しでもおいしく食べていただけるように、食べ慣れた食材、調理方法、好みの味付けにして、低栄養にならないように気をつけましょう。
ただし、糖尿病や高血圧などで食事制限をしている場合は、医師の指示に従ってください。

季節感のあるお料理を

季節の移り変わりを実感できるように、旬の食材を積極的に使いましょう。
野菜や果物は旬の時期に最も味が良く、栄養価も高くなります。
また、ひな祭りにはちらし寿司、お彼岸にはおはぎ、敬老の日やお誕生日には豪華に大好きなものを、というように行事毎にめりはりをつける事も喜ばれるでしょう。

見た目のおいしさにもこだわって

見た目や香り、味付け、適度な温度、歯ざわりについて配慮することも大切です。
料理の彩りや、盛り付けを工夫したり、香りのものを活用したり、食欲を刺激するようなお料理を心がけましょう。

楽しい食卓を

本家族や友人と語らいながら食事をするようにしましょう。
楽しく食べる雰囲気作りも大切です。